2017年6月24日土曜日

小林麻央さんの力。


昨日はテニスの後、いつも通り友人と井戸端会議。

私の母が膝の手術をして入院したときに同室だった人と仲良くなり、ランチに時々行っているという話題から、友人が入院していたときの話になりました。

井戸端会議の相手は、10年前、癌の手術をした友人のこと。の記事に書いた友人。

「私が入院したときの同室の人は60代だったけど、亡くなっちゃったんだよね・・・あのとき看病していた旦那さんは元気かなぁ?」

という話から小林麻央さんの話になりました。

「私の卵巣がんは質の悪いやつで、たまたまその数年前にそれに効く抗がん剤が開発されたんだ。抗がん剤をやる前に吐き気止めを処方されるから、昔のように気持ち悪くて辛くなることもないよ。私はそれで助かったと思う。
小林麻央さんは、高度な医療を受けられると思うけど、骨まで転移しているようだからどうかなぁ・・・」

と、まだ肺に癌が残っている友人が心配していました。
(この癌は大きくなっていないそうです。)

この話をしていたときはすでに麻央さんはこの世にいなかったようですが、私たちはそれを知らずに話していて、帰宅後ニュースを見て驚いたのです。


長男の友だちのお父さんで40代で亡くなった方が、すでに3人もいます。

癌などの病気が原因です。

私のまわりだけでも麻央さんと同じように苦しんでいる人やそのご家族が何人もいることを考えると、麻央さんや海老蔵さんの生き方がブログに綴られることによって励まされた方は多いのではないでしょうか。

そして、麻央さん自身も読者のみなさんに励まされていたのかもしれません。

それは、麻央さんがBBCに寄稿した中にもありました。

闘病をブログで公表し日向に出る決心をしたことによって、たくさんの方が共感し祈ってくれたこと。

苦しみに向き合い、乗り越えたそれぞれの人生の経験をコメント欄を通して教えてもらったこと。

(麻央さんが)怖れていた世界は、優しさと愛に溢れていたこと。

100万人以上の読者の方と繋がっていたこと。


一部ですがそのようなことが書かれていました。


麻央さんの闘病のブログは、100万人以上の方が読者になるほどの力があったのだと思います。


それから、海老蔵さんへの力も大きかったと思います。

海老蔵さん自身も、「僕を変えた奥さん」と麻央さんのことを言っていました。

私から見た海老蔵さんの印象は、以前はあまりよくなかったのですが、麻央さんの癌が公に知られてしまい会見をしたとき、これまでと全く違う人のように見えました。

誠意があって丁寧に質問に答える姿は、私が持っているイメージの海老蔵さんではなかったのです。

その後、何度か麻央さんのことなどでインタビューに答えるところを見ましたが、いつも丁寧で心がこもった答え方をしていました。

麻央さんが海老蔵さんを変えたのかもしれないし、元々海老蔵さんが持っていた部分を引き出したのかもしれないし、わかりませんが麻央さんの力があってのことだと思います。



これから先、海老蔵さんはまだ小さい子どもを育てなければなりません。

でも、海老蔵さんならきっと大丈夫だと思います。

テレビやブログを通してですが、応援していきたいと思っています。


そして、小林麻央さんのご冥福をお祈りいたします。






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